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ラテンアメリカ出身で、人格開発のコーチをしている男性が、エーカム・アバンダンス・フェスティバルに参加しました。

フェスティバルの最中、彼はハートが大きく目覚め、長男とつながるという体験をしました。彼の長男は、自分にとって世間体の悪い存在でした。

長男は当時34歳くらいで、常習的なアル中で、仕事も人間関係もまったく安定していませんでした。

エーカムでのフェスティバルのある日、ディバインは彼のハートを開き、彼の息子が子供時代から十代、そして大人になるまでずっと共に育ってきた、ひどい孤独感についてを意識させました。

彼は、彼の水準に達することができないという息子のフラストレーションを感じたのです。また、父親として息子を愛し、その感情的な葛藤から抜け出すのを助けることを自分がしてこなかったことを理解しました。

彼は生涯ずっと、 父親として、仕事と自分自身の成功の追求に中毒していたのです。

これらの瞬間、エーカムのヒラニャガルバの前で、彼の目から涙が流れました。なぜならば、彼は自分の息子に対して、優しい愛とワンネスの感覚を感じたからです。

彼は、霊的なビジョンの中で、ディバインが息子を祝福するのを感じました。

その夜、彼は息子に電話をして、息子の声にただ耳を傾け、痛みとフラストレーションを感じていました。訂正も忠告もしませんでした。

7日目の夕方、フェスティバルが終了する前に、彼の息子が彼に電話をよこし、飲酒を断ち、定職につくことを考えていると言ってきました。

この２年間、父と息子はフェスティバルに3度、帰ってきました。

今、この若者は深い内面の平穏さに目覚めています。

彼は父親と働き、自身も人々に対するコーチになるべく、学んでいます。

私たちは中毒を脱出するセンターではありません。違います。

エーカムは、ディバインの力が働く場です。

ここでは、人々のハートが癒されます。

ハートが癒されると、中毒が自然に抜け落ちていくのです。

あなたの自由への旅は、自分の中毒を否定するのではなく、それを認めることから始まります。

あたなが自分の旅に真剣になれるのは、自分の人生全体、そして子供やパートナーの人生にあなたの中毒が持つ影響力を理解した時です。

人生とは、いかなる形でも奴隷として生きるものではなく、自由に生きるものなのです。

-シュリ・クリシュナジ